YouTubeは米国時間10月18日、コンテンツクリエイター向けに、動画で紹介した商品を視聴者に購入してもらいやすくする新たな機能を導入した。クリエイターは商品のタイムスタンプを動画に追加でき、その商品を動画で取り上げている時間帯は購入ボタンが表示されるようになる。
この機能によって、タグ付けされた商品に対するエンゲージメントが高まり、結果としてクリエイターの収益増につながると、YouTubeは述べている。実際、それを裏付けるデータもある。YouTubeによれば、同社が9月にこの機能を試験導入したところ、商品をタグ付けしてタイムスタンプを追加した動画は、タグがない動画と比べてエンゲージメントが倍増したという。
この新しい機能を試してみたいクリエイターはまず、「YouTube Studio」の「商品をタグ付け」タブに移動する。そこで宣伝したい商品を探して、右上隅に表示される「タイムスタンプを追加」をクリックし、宣伝を表示したいタイミングを選択すると、商品が指定した時間に表示される。
YouTubeの発表によれば、今後数週間のうちに、クリエイターはどのアフィリエイトリンクが最も多くの収益をもたらしたのかを確認できるようになる。この情報を見るには、YouTube Studioの「アナリティクス」タブに移動し、「収益」をクリックしてから、「Affiliate program」(アフィリエイトプログラム)をクリックする。これで注文、クリック、インプレッションなどの指標を確認できる。
さらにYouTubeは、動画の説明に追加した商品に基づいて、動画ライブラリー全体に一括でアフィリエイトリンクを設定できる機能を追加する予定だ。これにより、クリエイターは視聴され続けている古いコンテンツから収益を上げられるようになる。一括タグ付け機能を利用するには、YouTube Studioの「ショッピング」セクションに移動して、タグ付けしたい動画をクリックすればいい。
YouTubeの公式発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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