「YouTubeショート」、最新アップデートでクリエイター向け機能を充実

Sabrina Ortiz (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2023年01月13日 09時42分

 YouTubeは米国時間1月10日、2022年9月に予告していた通り、「YouTubeショート」をYouTubeパートナープログラム(YPP)による収益化の対象に加えることを明らかにした。各チャンネルでは、ショートフィードに表示される広告から収益を得られるようになる。

YouTubeのロゴ
提供:Getty Images/SOPA Images

 そのために、クリエイターは7月10日までに新しいYPP利用規約に同意しなければならない。同意すれば、早ければ2月1日からこの新しい収益源を利用できる。同日より後に利用規約に同意した場合は、同意した日から利用可能となる。

 これまでYPPに加入していなかったクリエイターも、直近90日間のショート動画視聴回数が1000万回以上、チャンネル登録者数が1000人以上という条件を満たしていれば加入を申請できるようになった。

 また今回、要望の多かった複数のクリエイター向け機能が追加された。

 まず、ショートのサムネイルとなる動画のフレームを選択できるようになった。これまではフレームがランダムに選択され、やや不格好または誤解を招く静止画がサムネイルになることがあった。この機能はまず「Android」版で提供され、今後「iOS」版でも提供予定だ。

 分析機能も強化され、投稿したコンテンツの成果が分かりやすくなった。「YouTube Studio」の「アナリティクス」の「コンテンツ」タブで、獲得したサブスクライバーの内訳をコンテンツの種類ごとに示す新しいカードが表示される。

 モバイル版のYouTube Studioでは、コンテンツのフォーマットごとに、視聴されているコンテンツを表示できるようになった。これは、リーチの出どころとそれに合わせた調整方法をクリエイターが理解するのに役立つ。

 YouTubeはまた、チャンネルページに厳選されたメンバーのアバターを掲載する表示欄を、モバイル版の動画の説明に試験的に追加している。この表示は無効にすることもできる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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