DXYZとCaNowHOME、顔認証プラットフォーム「FreeiD」の戸建て住宅向け提供で業務提携

　ミガロホールディングスは10月18日、同社子会社のDXYZ（ディクシーズ）が、CaNowHOME（カナウホーム）と、DXYZの提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD（フリード）」の販売店契約を締結し、戸建て住宅向け提供で業務提携を開始したと発表した。

　FreeiDは、1度の顔登録で、入退・本人確認・決済等、さまざまなシステムやアプリの認証を可能にするというもの。これまで複数あったIDやパスワードを、一つの顔認証情報にまとめることができる。

　現在、マンション、オフィス、テーマパークなどでFreeiDによる顔認証サービスを提供しており、特にマンションサービスでは、エントランス、エレベーターなどの共有部から、居室のある専有部までを顔認証でつなぐ、オール顔認証マンションを展開している。

　今回の業務提携では、東海地方（愛知県・岐阜県・三重県・静岡県）を中心に、戸建て住宅をはじめとする不動産売買・仲介事業を営むCaNowHOMEの顧客ネットワークと、マンションを中心にFreeiDを導入してきたDXYZの実績を生かし、戸建て住宅領域での事業展開を目指す。

　すでに、愛知県豊田市の戸建て住宅2物件に、FreeiDの導入を完了。今後も複数物件での導入を見込んでいる。

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