全銀ネット障害、「バックアップ手段で振込取引を実施」と新たに発表--原因はなお調査中

 全国銀行資金ネットワーク(全銀ネット)は10月10日、全国銀行データ通信システム(全銀システム)で発生している障害について「バックアップ手段を用いて振込取引の処理を実施している」と発表した。

全国銀行資金ネットワークのウェブサイト
全国銀行資金ネットワークのウェブサイト

 今回のシステム障害では、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、山口銀行、北九州銀行、三菱UFJ信託銀行、日本カストディ銀行、JPモルガン・チェース銀行、もみじ銀行、商工組合中央金庫の11行に影響が出た。他行宛の振込取引ができなくなったほか、他行からの振り込みが着金しない事象も報告されていた。

 なお、記事執筆時点(19時20分)では筆者や知人の口座(三菱UFJ銀行)にお金が振り込まれない事象が継続しており、障害の完全解決には至っていない模様だ。なお、夜間の振込に対応する「モアタイムシステム」については、通常どおり稼動しているという。

プレスリリース

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