タイミーは10月10日、医療・介護・保育などの事業を全国で展開するニチイ学館と共同で、スキマバイトサービス「タイミー」を利用する働き手に対して、介護職員初任者研修を実施すると発表した。
両社が実施する「介護職員初任者研修」は、経済産業省が運営する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に採択された事業の一環として実施するものとなる。
介護業界で働く意向のある「タイミー」の働き手に対し、ニチイ学館が「介護職員初任者研修」を提供し、同社が受講費用の半額を修了後に補助する。
同社によると、「介護職員初任者研修」(旧ホームヘルパー2級)は、介護業界で働くための入門資格を取得するための研修になるという。また、介護職員として、食事の補助や入浴介助など、専門的なサポートを行うための基礎知識と介護技術を学び、介護現場で即戦力となるスキルを取得できる。同研修を修了により、「介護職員初任者研修修了者」として、介護事業所で働くことが可能。
受講には、学歴や資格、実務経験などの条件はない。同社では、同日より受講希望者の募集を開始する。なお、11月21日には、ニチイ学館大宮支店「大宮ソニック教室」にて、初回研修を開講する。実施期間は、2023年11月21日〜2024年2月22日。
同社では、「タイミー」の働き手に対して、介護業界を学びスキルを習得する機会を提供し、新たな資格保持者を輩出することで、介護業界の人材不足解消を目指すという。
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