Appleの「MacBook」は、高級ノートブックとして価格が高いことでも知られ、値段のせいで買えないという人も多い。一方で、Googleの「ChromeOS」を搭載する「Chromebook」は、手頃な価格で人気を獲得してきた。Appleはこの点を考慮し、Chromebookに対抗する低価格のMacBookシリーズを開発中だと報じられている。
DigiTimesは情報筋の話として、この新しいMacBookが、「MacBook Pro」や「MacBook Air」のラインとは異なる素材で作られると報じた。Appleは、MacBookの美観を維持するため筐体には金属を使用するものの、機械部品はより安価な素材で組み立てるという。
手頃な価格の「Windows」搭載ノートPCや、Googleと複数メーカーのChromebookはすでに多数あるが、Appleはまだ低価格ノートPC市場に参入していない。米国では、18~34歳のヤングアダルト層の58%が「iPhone」ユーザーだ。手頃な価格のMacBookが投入されれば、こうした消費者が所有するApple製品の数を増やすのに役立つ可能性がある。
新たな製品ラインとされるこのMacBookが、生産段階に入ったという報道はない。DigiTimesの取材に応じた台湾の情報源は、広達電脳(Quanta Computer)と鴻海科技集団(Foxconn)のサプライヤーに関連する活動の兆候がまだないことから、発売時期は2024年後半以降になると予想している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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