Zoomは米国時間8月30日、新機能「Notes」を発表した。「Zoom Meetings」で利用できる新たなワークスペースで、ユーザーは会議が始まる前、会議中、会議が終わった後にメモを取れる。
Zoomの会議中にメモを取る場合、これまでは多くの人が「Google Docs」や「Microsoft Word」といったサードパーティーのプラットフォームを利用して共有のドキュメントを作成していた。Notes機能を使えば、会議とメモを切り替える必要がなくなり、すべてをビデオ通話内で完結できる。
会議中、ユーザーは会議画面のナビゲーションバーから、以前に作成したメモを開いたり、新しいメモを作成したりできる。そこで共有セッションを開始すると、チーム全員がリアルタイムで共同作業をしながら会議を進められる。
Notes機能は会議の準備にも役立つ。事前にアジェンダを記載したメモを作成して同僚と共有できるためだ。会議後にはメモを追加して、内容を確認する必要がある人と共有することもできる。
プレスリリースによると、Notesのインターフェースは他の一般的なメモアプリと似ており、フォント、スタイル、箇条書き、画像、リンクなどを使ってドキュメントを整理できる強力な編集機能を備えているという。
Notesの最大のメリットは、すべてのユーザーが追加料金なしで利用できることだ。この機能は、今後数週間以内に提供開始される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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