「Threads」が7月初旬にリリースされてからウェブ版を待ち望んでいたユーザーの願いが、ついに叶えられた。Instagramの責任者であるAdam Mosseri氏は米国時間8月24日、Threadsのウェブ版をすべてのユーザーに提供開始したことを、Threadsへの投稿で明らかにした。
今回の正式リリースに先立ち、Metaの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏が22日、PCに向かってThreadsのウェブサイトを開発中とみられる自身の写真を、Threadsに投稿していた。同氏はその投稿の中で、同サイトを数日のうちに順次提供する予定であることを明らかにしていた。
ユーザーから特に要望の多かった機能の1つであるウェブ版では、アカウント認証情報を入力してサインインすることで、自分のフィード全体にアクセスし、投稿に返信し、投稿を作成できる。
Threadsはこれまで、モバイルアプリとしてしか利用できなかった。ウェブサイトは存在したが、そこでは投稿の閲覧しかできなかった。また、1度に1つのアカウントの投稿しか閲覧できなかった。
Threadsは7月初旬のリリース後、瞬く間に注目を集め、アプリとして史上最速のペースで成長し、1週間も経たないうちに新規ユーザー数が1億人を突破した。しかし、その後はユーザー数が急減していた。
Threadsこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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