Meta Platformsがソーシャルメディアプラットフォーム「Threads」のウェブ版を今週にも公開する計画だと、The Wall Street Journal(WSJ)米国時間8月20日に報じた。Metaは、「X」(旧Twitter)に対抗しようと新たな機能を加える準備を進めているという。
Threadsは7月5日にリリースされ、わずか5日でユーザー数が1億人を突破し、史上最速ペースでダウンロードされたアプリの新記録を樹立した。しかしそれ以降、アクティブユーザー数は急速に減少している。その主な原因は、機能が十分ではないこととみられる。
Threadsのユーザーインターフェースは、もっぱらモバイル機器向けに作られているため、ウェブブラウザーからアクセスしても機能が限られている。MetaがThreadsのリリースを決めたのは、多くのソーシャルメディアユーザーがXに代わるサービスを待ち望んでいた時期だった。
しかし、リリース直後のThreadsがユーザーに約束していた機能はごくわずかだった。アプリ内で投稿の検索はできず、ウェブ版や時系列フィードもないため、ユーザーはThreadsをめぐる盛り上がりの実態が分かると、すぐに離れていった。
それ以来、Metaはこのアプリを楽しくて信頼できるものにするため、複数の機能を導入している。最近では、アプリ上の誤情報に対処するための取り組みに乗り出した。
WSJは、Threadsのウェブ版がThreadsの普及や機能の追加に役立つとする、専門家の見解を紹介している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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