Googleの「Chrome」ブラウザーを使っている数十億人のユーザーは、セキュリティ修正の配信頻度が高くなることに注意してほしい。
Googleは米国時間8月8日、Chromeブラウザーのセキュリティアップデートを、今後は毎週配信すると発表した。これまでは、2週間おきにアップデートの一環としてセキュリティ修正をリリースしていた。「Chrome 116」から開始するという。
Googleは、Chromeベータ版の利用者が見つけたエクスプロイトを悪用する犯罪者に対処するために、リリースの間隔を短くするという。毎週とすることにより、「平均で3.5日早くセキュリティ修正を提供」できるようになり、攻撃者が何らかのエクスプロイトを開発してデプロイするためにかけられる時間を、大幅に短縮できるとしている。
マイルストーンアップデートはこれまで通り4週間おきにリリースし、その間にこの毎週のアップデートをリリースする。
Google Security Blogこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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