「Chrome」をモバイル機器で使う場合、検索する際により多くの情報をすばやく簡単に見つけられるようになるかもしれない。Googleは米国時間8月2日、Chromeのモバイルアプリに、トレンドになっている検索トピックを表示する機能や、より多くの検索候補を表示する機能など、4つの新機能を追加すると発表した。
Chromeの製品マネージャーを務めるNick Kim Sexton氏は発表の中で、これらの新機能により、出先での情報検索がより簡単になるはずだと述べた。
新機能は以下のとおり。
例えばコモ湖への旅行を計画していて、現地でおすすめのアクティビティーに関するウェブページを見ている場合、アドレスバーをタップすると、そのウェブページに関連する他の検索候補が表示される。コモ湖周辺のホテルや、コモ湖で泳げるかどうかの検索が提示される可能性がある。
この機能は、「iOS」版と「Android」版で既に提供されている。
Android版では、アドレスバーをタップすることで、トレンドになっている検索トピックを表示できるようになった。トピックのいずれかをタップして検索し、それに関する情報を知ることができる。
この機能は、iOS版では2023年中に利用できるようになる予定だ。
Android版の「タップして検索」は、ウェブページ上の単語やフレーズを選択して、素早く検索できる機能だ。今回、タップして検索から、関連する検索もできるようになった。単語またはフレーズを選択すると、それらに関連する検索候補を含むカルーセルがページの下部に表示される。
iOS版Chromeアプリのアドレスバーに何かを入力すると表示される検索候補が、6件から10件に増えた。大きな違いではないが、自分では思いつかなかった、より多くの検索候補が見つかる可能性がある。Android版では以前から表示件数は10件となっている。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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