多くのAIチャットボットの中で、「Bing」のAIチャットはアップデートで先頭を走り、毎週のようにバージョンを新しくしてきた。とはいえ、「ChatGPT」も待望のアップグレードを数多く控えており、その差を縮める可能性がある。
OpenAIで開発者リレーションを担当するLogan Kilpatrick氏は米国時間8月3日、翌週にリリースを予定しているChatGPTの新機能のリストをX(旧Twitter)に投稿した。
投稿によると、これらの新機能には、プロンプト例の表示、返信(追加の質問)の提案、「ChatGPT Plus」ユーザーを対象とした「GPT-4」のデフォルト化と「Code Interpreter」ベータ版での複数ファイルアップロードのサポート、ログイン状態の維持、キーボードショートカットがあるという。
Huge set of ChatGPT updates are rolling out over the next week
— Logan.GPT (@OfficialLoganK) August 3, 2023
1. Example prompts: No more staring at a blank page!
2. Suggested replies: ChatGPT automatically synthesizes follow up questions. I’ve been using this the last month and it is very useful to reduce fatigue.…
これらの機能のうち、返信の提案、GPT-4のデフォルト化などは、BingのAIチャットですでに利用可能となっており、ChatGPTへの導入が待ち望まれていた。
今回のアップデートにより、ログインから、完璧なプロンプトの把握、GPT-4の活用による出力品質の向上に至るまで、ChatGPTをよりスムーズに利用できるようになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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