自動運転技術を手がける中国の小馬智行(Pony.ai)と、同社に出資しているトヨタ自動車は、レベル4自動運転車の量産を目的とする合弁会社を設立する。
出資するのは、Pony.ai、トヨタ傘下の投資会社であるトヨタ自動車(中国)投資(Toyota Motor (China) Investment:TMCI)、広州汽車集団とトヨタの合弁会社の広汽トヨタ自動車(GAC Toyota Motor:GTMC)という3社。投資額は10億元(約199億円)以上で、2023年中に設立する予定。
合弁会社は、Pony.aiが持つ自動運転技術と自動運転タクシー運行ノウハウに、トヨタの自動車技術、GTMCの量産能力を融合させ、「完全にドライバーなしで走らせられるロボタクシー」の量産と大規模展開を目指す。
具体的には、Pony.aiがトヨタ製バッテリー電気自動車(BEV)の供給をGTMCから受け、レベル4自動運転に対応させる。そして、Pony.aiの自動運転タクシー用ネットワークプラットフォーム「PonyPilot+」上で運用する。
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