Googleが、人工知能(AI)を活用した新しい文法チェッカーを検索エンジンに追加した。「Gmail」「Googleドキュメント」にはすでに文法・スペルチェック機能が搭載されているが、「Google検索」では新機能となる。
Googleはサポートページで、文法チェック機能は「AIシステム」を使用して言語を分析し、「フレーズや文が文法的に正しい表現で書かれているかどうかや、誤りがある場合の修正方法をチェック」できるとしている。
9to5Googleが米国時間8月6日に発見したこの新機能以外にも、Googleは2023年に入って複数のAI活用ツールを展開している。5月には、AIを用いた実験的な検索エンジン「Search Generative Experience(SGE)」をリリースした。SGEは、検索クエリーに対して複数の情報源からまとめた情報を提供できる。Googleはさらに、GmailとGoogleドキュメントに生成AIツールを追加し、独自のAIチャットボット「Bard」も公開している。
なお今回の文法チェック機能について、Googleは特に不完全な文の場合、回答が100%正確とは限らないと注意を促している。
また現時点では、英語でしか利用できない。
この機能を利用するには、チェックしたい文章を検索バーに入力し、その後に「grammar check」というフレーズを追加して検索する。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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