Metaの新しいSNS「Threads」は、7月5日に歴史的なリリースを果たした直後に、アクティブユーザー数とエンゲージメントの低下が始まった。同サービスは失ったユーザーの一部を取り戻そうとしており、最も要望が高かった2つの機能がついに追加されることになった。
今後数週間かけて、デスクトップでも利用できるようにするためのウェブ版と完全な検索機能をThreadsに追加すると、Metaの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerburg氏が明らかにした。
Threadsは、厳密にはデスクトップ上で利用可能だが、その機能は限られている。投稿の閲覧はできるが、再投稿、いいね、リプライをしようとすると、アプリ版に誘導するQRコードが表示される。同様に、機能が縮小された検索オプションを利用できるが、特定のアカウントしか検索できず、すべての投稿を検索して特定のコンテンツをたどることはできない。
Threadsの登録者数はリリース翌日に3000万人を超え、最初の5日間で1億人を突破。多大な注目を集めた。しかし、ほぼ必要最小限の機能しか備えていなかったために、ユーザーは瞬く間に同サービスを去り始めた。2週間もすると、アクティブユーザー数は20%減少し、アプリ利用時間は半減した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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