And Doホールディングス、IoTを活用した宿泊施設「LUXE TECH VILLA」を奄美大島にオープン

　And Doホールディングスは7月26日、IoTでスマートな宿泊体験を提供する宿泊施設「LUXE TECH VILLA（ラグジュテックヴィラ）」の第1号として、鹿児島県の奄美大島に、「LUXE TECH VILLA ASHITOKU（ラグジュテックヴィラ芦徳）」をオープンすると発表した。同日より予約を開始し、7月29日より宿泊を開始する。

外観イメージ

　LUXE TECH VILLAは、無人チェックインやAIアシスタントなど、IoT機器の搭載によりスマートな非日常を体験することができる宿泊施設。第1号となるLUXE TECH VILLA ASHITOKUは、奄美空港より車で約15分の鹿児島県大島郡龍郷町芦徳位置する、奄美大島でも人気のリゾート地「芦徳」に建設された。

　客室は、ツイン8部屋、フォース4部屋の合計12室からなり、落ち着いた雰囲気の「クールモダン」と、リゾート感のある「アジアンテイスト」の2タイプから客室を選ぶことができる。

客室イメージ

　全室、スマートフォンやタブレットを使った無人チェックインシステムを導入した完全無人施設で、フォースの室内にはスマートスピーカーを備え、テレビや照明、空調機器などを声で操作をすることができる。

　And Doホールディングによると、奄美大島は、2021年7月に世界自然遺産に登録され、豊かな自然に数多くの固有種が生息する魅力的な観光地として、観光客が増加。2022年の奄美大島への入域客は53万6220人と、コロナ禍においても前年から28.5％の増加となり、アフターコロナのさらなる増加が期待されているという。