米FTC、マイクロソフトのActivision買収に反対する訴えを取り下げか

Oscar Gonzalez (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ)2023年07月24日 11時05分

 Microsoftによる690億ドル(約9兆8000億円)でのゲームパブリッシャーActivision Blizzard買収について、米連邦取引委員会(FTC)が買収に反対する訴えを取り下げる予定だと報じられた。これにより、Microsoftは買収成立にまた一歩近づいた。

MicrosoftとActivision Blizzardのロゴ
提供:Sean Booker/CNET

 FTCの事務局長を務めるApril Tabor氏は米国時間7月20日、8月2日に予定されていたFTC内部の行政法判事による審議の前に訴えを取り下げたという。Reutersが報じた。行政法判事による審議が始まるまでに、FTCは買収手続き停止を目的とした仮差し止め請求を連邦地方裁判所に求めていたが、7月11日にその請求は棄却された。

 Microsoftは10月18日までにActivisionの買収を完了させる予定だ。両社は完了予定日を当初の7月18日から10月に延期しており、規制当局からの承認を得るために日程に猶予を持たせた。買収が完了せず契約解除になる場合、違約金がMicrosoftからActivisionに支払われる。この金額は30億ドル(約4250億円)だが、買収が8月29日までに完了しない場合は35億ドル(約4960億円)に、9月15日までに完了しなければ45億ドル(約6380億円)に増加する。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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