Spotifyが早ければ今週にも、サブスクリプション制音楽配信サービス「Spotify Premium」の料金を米国で月額1ドル(約142円)値上げする予定だとThe Wall Street Journalが報じた。今後数カ月以内に世界中で同様の値上げが実施されるだろうと記事は伝えている。
Spotifyは月額10ドル(日本では980円)を維持してきた最後の音楽配信サービスの1つであり、11ドルになれば、「Apple Music」(現在は10.99ドル、1080円)と「YouTube Music Premium」(現在は10.99ドル、980円)に続く値上げとなる。Spotifyは料金の支払いをめぐりAppleと長期にわたって対立していたが、7月に入りPremiumユーザーが「App Store」経由で料金を支払えないようにした。
調査会社Statistaによると、Spotifyは有料会員数が世界で2億1000万人にのぼる最も人気の高いストリーミングサービスだ。8000万曲以上の楽曲を(Ogg形式で)配信し、ポッドキャストやオーディオブックなども提供している。
同社は、2021年よりロスレスオーディオに対応した独自のプレミアムHiFiサブスクリプションを予告しているが、まだ導入していない。2018年からは広告付きプランを提供している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス