中国のスマートフォンメーカーである華為技術(ファーウェイ)が2023年末までに5Gスマートフォンの製造を再開する考えだと、複数の調査会社が米国時間7月17日に米CNETに伝えた。米国の制裁措置によって製造に不可欠な米国技術が利用できなくなり、数年間にわたって製造が中断されていた期間が、ようやく終了することを示唆している。
匿名を希望した2つの調査会社によると、ファーウェイは今後提供するスマートフォンに、国外ではなく、国内で製造された5Gプロセッサーを使用する見込みだという。それらの調査会社の研究者らによると、端末に搭載されるプロセッサーは、ファーウェイのチップ設計子会社であるHiSilicon Technologiesが設計し、最終的には、中国の半導体受託生産最大手であるSMIC(Semiconductor Manufacturing International Corporation)が製造することになるという。
ファーウェイはかつて、Appleやサムスンと並ぶ、世界トップのスマホメーカーだった。しかし、Trump前米政権が2019年に同社の支配力を奪うことを目的として一連の制裁措置を発動したことで、同社のスマートフォン売上高は著しく減少した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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