Metaは、ユーザーがアバターを作成する新たな理由を用意した。ビデオ通話で相手に素顔をさらしたくない時、代わりにアバターで応対できるようになったのだ。
米国時間7月11日から、「Android」搭載デバイスと「iOS」搭載デバイスの両方で、「Messenger」や「Instagram」のビデオ通話にMetaのアバターを使って応答できるようになった。
Metaはプレスリリースの中でこう説明した。「私たちは時々、カメラに写る準備ができていないことがある。カメラオフとカメラオンの間に、通話にもう少し臨場感を感じられる第3の選択肢があれば素晴らしいではないか」
Metaは4月、同社のアバターを作成したユーザーが10億人を超えたと発表した。
Metaはメタバース推進の一環としてアバターを導入した。メタバースが盛り上がっている理由を大まかに説明するなら、インターネットの次のステップになるという期待感だ。そこでは人々がアバターを使って仕事をこなし、ゲームをプレイして、交流することもできる。そうした期待から、Facebookは2021年に社名をMetaに変更した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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