ニトリホールディングスとプラゴは6月30日、ニトリグループの店舗に実質100%再生可能エネルギーによる電気自動車(EV)用充電器を設置し、有料充電サービスの提供を開始すると発表した。
2023年夏からニトリグループの店舗へ、プラゴのEV充電器を順次導入する。2024年末までに全国のニトリ、島忠の約300店舗に、約750基のEV充電器を導入する予定だ。
ニトリグループはEVの普及にあわせて2015年から、店舗へのEV充電器を設置している。
プラゴは、生活に密着した商業施設などへEV充電器の設置を進めつつ、充電に必要なエネルギーに伴う温室効果ガスの排出量削減を重視し、すべてのEV充電器に、再生可能エネルギー由来の「グリーン充電」の実装を進めている。加えて、プラゴの「Myプラゴ」アプリでは、空き状況の確認と予約ができるほか、アプリ登録をしなくてもその場で利用や支払いが可能。来店者の幅広いニーズに応えられるという。
今回、ニトリグループの既設のEV充電器が耐用年数を迎えたことを機に、プラゴと提携。プラゴの充電サービスを活用することで、拠点数や台数の拡大に加え、Myプラゴによる利便性の向上、実質100%再生可能エネルギーによるエコな充電サービスの提供を実現できる。EV充電を求める利用者の更なる利便性の向上、環境負荷の低減を目指すとしている。
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