2022年の世界半導体市場、メーカー売上高は27.9%増で過去最大--2023年は在庫調整で6.5%減

 IDCは、世界半導体市場に関する調査結果を発表した。2022年における半導体製造市場の規模は前年に比べ27.9%も拡大し、過去最大になったという。

 半導体メーカー上位10社(TSMC、Samsung Foundry、UMC、GlobalFoundries、SMIC、HHGrace、PSMC、VIS、Tower、Nexchi)は、いずれも売上高2ケタ増を記録したそうだ。好調だった要因として、IDCは、顧客との長期契約、販売価格の上昇、プロセスの微細化、製造体制の増強を挙げた。

半導体メーカの市場シェア(出典:IDC)
半導体メーカの市場シェア(出典:IDC)

 今後については、在庫調整の影響で2023年の市場規模を前年比6.5%減と見込む。

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