Microsoftは「Surface」デバイスの交換部品を米国などの「Microsoft Store」で販売開始した。同社は米国時間6月14日付けのブログで、この動きは「顧客が自分のデバイスを安全で持続可能な形で修理するための選択肢を拡大する」取り組みの一環だと述べた。
同社は「技術的に抵抗がない消費者を対象に」交換部品を提供するという。交換部品を購入すると、その部品に加えて、ねじなどの関連する付属部品が付いてくる。修理に必要な工具は、iFixitを通して別売りされる。
Microsoftは以前、「Surface Pro 9」の修理部品を提供することを明らかにしていたが、今回のリストには、より多くのSurfaceデバイスの部品が含まれている。Surface Pro 9に対してストアで現在提供されている部品には、キックスタンド、ディスプレイ、バッテリー、SSDなどがある。Appleやサムスンといった他のIT企業が、修理に関するより多くの選択肢を所有者に提供しており、Microsoftもこれに続く。
交換部品はまず、米国、カナダ、フランスのMicrosoft Storeで販売され、Surfaceが提供されているすべての国の商用販売代理店が、既存チャンネルを介してこれを利用できるようになる予定だ。他の国にも今後提供を拡大するという。
Microsoftは、SurfaceデバイスのトラブルシューティングとDIY修理に関するさらなる情報を(デバイスごとの交換部品のリストとともに)、サポートページに記載している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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