人気が高いソーシャルネットワークアプリ「Facebook」「Instagram」「WhatsApp」を運営するMeta Platformsは、さまざまなメディア(直近ではThe Verge)が報じているように、「Twitter」に代わる独自のアプリを開発中だ。
このプロジェクトは最初、「Project 92」と命名されたが、その後、Metaが同アプリを「Barcelona」と呼んでいるのをわれわれは耳にした。現在は、「Threads」としても知られ、そのプレビュー版がMetaの従業員に公開された。同アプリは、Instagramのアカウントシステムがベースになる予定だ。
Project 92はスタンドアロンアプリとして運営され、「Mastodon」にも実装されている分散型ソーシャルネットワーキングプロトコル「ActivityPub」に対応するとみられる。
The Vergeの記事によると、Metaの最高製品責任者(CPO)を務めるChris Cox氏は全社会議で、「健全に運営されるプラットフォームに関心があるクリエイターや著名人から、信頼できると信じており、配信に利用するとの声が届いている」と語ったという。
Cox氏はこの会議で、同社がすでに、Oprah Winfrey氏やダライ・ラマ法王、DJ Slime氏など大物著名人と、Project 92の初期ユーザーになることについて協議中だと述べた。
Metaは3月初めに、「テキストで最新情報を共有するためのスタンドアロンの分散型ソーシャルネットワークを検討している」ことをPlatformerに認めていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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