Appleが米国時間6月5日に「Worldwide Developers Conference(WWDC)」を開幕した時、あらゆる人の目は複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」に注がれていた。しかし、同じ日に同社が公開したプレスリリースの一番下に、楽しみに待つ価値のあるもう1つの情報が掲載されていた。それは、「Apple TV」で他社製の仮想プライベートネットワーク(VPN)がサポートされるというものだ。
Apple TV向け最新OS「tvOS 17」が2023年秋にリリースされると、他社製のVPNアプリをApple TVにダウンロードできるようになる。これにより、ユーザーはインターネットサービスプロバイダーに視聴行動を悟られることなく、無数のストリーミングサービスをApple TVデバイスで楽しめるようになる。
VPNは、インターネットトラフィックを暗号化し、任意の場所にある安全なサーバー経由でのインターネット接続を可能にする仕組みだ。VPNは表示されるIPアドレスを接続中の VPNサーバーのアドレスに変更し、ユーザーがアクセスしているサイトには、そのユーザーが実際の場所とは異なる場所にいるように見せる機能を持つ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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