米国時間6月5日に開幕したAppleの「Worldwide Developers Conference」(WWDC)の基調講演では、新しいゲームモードの発表と特別ゲストによって、ビデオゲームにスポットライトが当てられた。
WWDCにサプライズ登壇したのは、著名なゲーム開発者の小島秀夫氏。同氏は、「Mac」コンピューターに対する感謝の意を示して、自身のゲーム「Death Stranding: Director's Cut」(「デス・ストランディング」ディレクターズカット版)を、Mac向けに2023年内に提供することを明らかにした。小島氏は、自身のスタジオが今後公開するタイトルをAppleのプラットフォームに対応させる予定であることも明かした。
ゲームモードは、Macのデスクトップと「MacBook」向け最新OSである「macOS Sonoma」に導入される機能だ。この新しいモードは、CPUおよびGPUでゲームに高い優先度を与え、より滑らかな体験とより一貫したフレームレートを実現する。また、Bluetoothのサンプリングレートを2倍にすることでコントローラーとスピーカーの遅延を抑えるため、入力と音声の遅延が大幅に低下するという。開発者向けの新しいツールキットも提供される予定で、開発者は自分のゲームをMacに簡単に移植できるようになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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