TWOは6月1日、ブロックチェーン技術を活用した食のマッチングアプリ「Meal Match」をリリースしたと発表した。
「好みの飲食店が見つからない」「探す手間がかかる」といった、外食をする際の課題に向けたもの。同アプリでは、ブロックチェーン技術を活用し、どの店で何を食べたかをアプリ内に記録していくことで、ユーザーの食の嗜好に合わせた飲食店の提案が受けられるのが特徴だ。
飲食店とのマッチングは、アプリを立ち上げてMeal Matchボタンをタップする。食事の記録は、アプリ内の記録画面で訪れた店舗を選択し、食事を動画で撮影、メニュー名や評価など簡単なQ&Aに答えて完了する。ただし、記録写真からは撮影できず、リアルタイムで行う必要がある。
食事の記録とミッションを達成すると、日本発のブロックチェーン「Astar Network」のガバナンストークン「ASTR」を報酬として受け取れる。
同社によると、独自のアルゴリズムにより、記録の蓄積によって、自分の食の嗜好に合うオススメの店舗とのマッチング精度が向上するという。
アプリの利用には、会員登録や長文のレビューなどは必要なく、また、SNSではないため、人目を気にせずに誰にも公開されない自分だけの食事記録として利用できる。
今後は、サービス品質のさらなる向上や、新機能開発に取り組むという。具体的には、店舗側に対して、ユーザーの食事記録をもとに、常連化を目指すサービスなどを提供するという。
同社では、食の参加型イベント「Meal Matchイベント」も開催。食事を記録し、スコアを獲得していくことで、ランキング上位者はさらなる報酬が獲得できるしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス