プラントベースフードブランド「2foods」を手掛けるTWOは、カゴメとの共同開発商品となるプラントベースエッグ「Ever Egg」および、デミグラスソース「Plant Based Demi Glace Sauce」について常温タイプを追加し、全国のスーパーマーケットやECなどへと販路を拡大した。
同社では、カゴメとの共同開発商品第一弾として、独自技術「野菜半熟化製法」を活用し、原材料に野菜を使用した冷凍タイプのEver Eggおよび、Plant Based Demi Glace Sauceを開発。2022年6月からは、主に2foodsオンラインショップ・店舗(渋谷ロフト店、銀座ロフト店、アークヒルズ店、ヤエチカ店、麻布十番店)にて販売してきた。
今回、新たに常温タイプとなるEver Egg(398円)とPlant Based Demi Glace Sauce(398円)を共同で開発し、全国のスーパーマーケットやECでの販売を開始した。
同社によると近年、地球環境や社会課題への関心が高まっており、サステナブルな食として「プラントベースフード」が注目されているという。
そこで、同社とカゴメは、2021年4月に包括業務提携契約を締結。両社の強みを生かし、プラントベースフードの共同開発を推進している。
Ever Eggの原材料には、プラントベースエッグで原材料として使われることが多い大豆を使用せず、100パターン以上の組み合わせの中から、人参と白インゲン豆を選定。ふわとろ食感を追求したプラントベースエッグになるという。
また、共同開発商品第二弾として、プラントベースの「2foods オリジナルカレー」(495円)と「2foods まるでバターチキンカレー」(495円)を追加している(いずれもレトルト商品)。
同社は、2021年4月の店舗オープン当初から、旨味が凝縮された「こく旨オリジナルカレー」とバターのような深いコクと甘みを楽しめる「まるでバターチキンカレー」の2種のカレーを提供。同2種のカレーをモチーフに同社が監修を行い、手軽に食卓に取り入れられるレトルト商品として開発したという。
いずれも野菜をたくさん使用しているのが特徴だとしており、2foods オリジナルカレーには200g分の野菜、2foods まるでバターチキンカレーには150g分の野菜を使用。プラントベースでありながら、本格的なカレーのコクや香りなどが楽しめると説明する。
なお、2foods まるでバターチキンカレーでは、植物性の原料を使ってバターチキンカレーを再現している。
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