トヨタ、米国で建設中のEVバッテリー工場へ約3000億円を追加投資--2025年からBEVを現地生産

 トヨタ自動車は、自動車の電動化に向けた取り組みを推進し、米国での電気自動車(EV)生産体制を強化するため、建設中のEV用バッテリー工場に21億ドル(約2928億円)の追加投資を実施すると発表した。また、同社として米国初のバッテリーEV(BEV)生産工場を決定した。

 追加投資の対象は、ノースカロライナ州グリーンズボロ・ランドルフ・メガサイトで建設中の「Toyota Battery Manufacturing, North Carolina(TBMNC)」。今回の投資により、TBMNCへの総投資額は59億ドル(約8227億円)となる。出資比率は、トヨタの米国法人であるToyota Motor North America(TMNA)が90%、豊田通商が10%。生産開始は2025年の予定。

2025年に生産開始するTBMNC(出典:トヨタ)
2025年に生産開始するTBMNC(出典:トヨタ)

 米国初のBEV生産工場は、Toyota Motor Manufacturing Kentucky(TMMK)。3列シートSUVタイプの新型BEVを、2025年から生産する予定。このSUVには、TBMNCで生産するバッテリーを搭載する。

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