MacBook Airは長年にわたって、AppleのノートPCのなかでも高い人気を誇っている。13インチの画面が採用されることが多いが、過去にさまざまなサイズが展開されたこともある。例えば、何年も前から、11インチモデルが提供されている。しかし、最近のうわさによると、「M2」チップを搭載したさらに大型の15インチMacBook Airが登場する予定だという。この情報もBloombergのGurman氏によってもたらされたものだ。同氏は、この新型モデルが2023年のWWDCで発表されると予想している。いよいよその時だ。
この新型MacBook Airの発表が近いことをさまざまなうわさが示しているが、その価格や既存のMacBookのラインアップにおける位置づけは不明である。2020年に発売された「M1」チップ搭載の13.3インチMacBook Airは現在でも999ドル(日本では13万4800円)で販売されているが、その上位モデルのM2チップを搭載した2022年発売の13.6インチMacBook Airは、1199ドル(同16万4800円)からとなっている。一方、16インチMacBook Proの価格は2499ドル(同34万8800円)からとなっている。15インチMacBook Airの価格は、その中間くらいになるのだろうか。
次はMac Proだ。Mac Proの新型モデルが前回発表されたのは、2019年のWWDCだ。Appleシリコンを搭載した新型Mac Proの開発に取り組んでいることを示すヒントもいくつかあるものの、Appleはこの超高性能なコンピューターについて、概ね沈黙を守っている。「後日発表」の「後日」が6月5日になることはあるのだろうか。その可能性はあるので、Mac ProファンはWWDCに注目した方がいいかもしれない。ただし、期待しすぎてはいけない。
Apple関連の情報に詳しいGurman氏が4月に「The MacRumors Show」で述べたところによると、新型Mac Proが2023年中に登場する可能性はあるが、WWDCで発表されることはないという。
うわさされているさまざまなハードウェアに加えて、「iOS」「iPadOS」「watchOS」「tvOS」の各プラットフォームに2023年に提供される最新アップデートについても、詳細が発表されるはずだ。
iOSの重要な変更の1つとして、「App Store」からダウンロードされたもの以外のアプリもついにインストールできるようになるかもしれない。自社のモバイルソフトウェアを開放してサイドローディングを可能にすることに長らく抵抗してきたAppleだが、欧州の新たな規制により、それを余儀なくされる可能性がある。
このほかにも、ソフトウェアに関する変更事項で発表される可能性があるものとしては、新しいメンタルヘルスアプリや、Apple Watchのウィジェットの復活などがある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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