Volvo Carsは、家屋と電気自動車(EV)で発電・消費する電力の総合的管理ソリューションを手がけるカナダdcbelに対し、資金提供を実施した(dcbel)。
dcbelは、家庭の太陽光発電パネルの電力を蓄電池に蓄えたり、EVへ充電したりできるほか、EVの電力を家庭で利用するVehicle to Home(V2H)、売電するVehicle to Grid(V2G)に対応可能な、家庭向けエネルギー管理ソリューション「Home Energy Station」を提供するスタートアップ企業。EVへの充電やV2Hを行える充電器「dcbel r16 Home Energy Station」などを用意している。
システム全体はエネルギー管理OS「Orchestrate OS」で調整し、EVへの充電、V2Hによるピークシフト、停電時の給電などを自動的に処理する。
Volvo Carsは、ベンチャーキャピタル部門のVolvo Cars Tech Fundを通じてdcbelへ出資。dcbelの研究開発や事業化を支援していく。
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