Volkswagen(VW)傘下の自動車メーカーPorsche(ポルシェ)と、Intel傘下で自動運転技術を手がけるMobileyeは、Porsche車への先進運転支援システム(ADAS)搭載に向けた戦略的提携を結んだ。
この提携にもとづき、Porscheは同社製自動車にADAS技術「Mobileye SuperVision」を搭載する。Mobileye SuperVisionを利用すると、さまざまな状況下でハンドルから手を離して走行できたり、車線変更や追い越しを自動実行したりできるという。
Porscheは、今後発売する各種モデルでMobileye SuperVisionベースの運転支援機能を提供する計画。その際、Porsche車らしさを提供できるよう、Mobileye SuperVisionシステムの組み込みはPorscheの技術者が主導し、カスタマイズも施す。
具体的な支援機能について明らかにしていないが、Porscheは「ほとんどの状況で、ドライバーは今後もポルシェをずっと自分で操るだろうし、そのようにできるはず」と説明。そのうえで、運転の自動化は限定的で、渋滞中のハンズフリー走行などの採用が考えられるとした。
なお、VWは自動運転の分野で以前からMobileyeと協力関係にある。
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