アルダグラムは5月16日、パナソニック エレクトリックワークス社(EW)との資本業務提携を発表した。アルダグラムのプロジェクト管理アプリ「KANNA(カンナ)」を、パナソニックの海外の顧客基盤に提供する。
アルダグラムは、2019年5月に設立したスタートアップ。2022年よりパナソニックEW社と協業し、国内の事業者向けにKANNAを含めたDXソリューションを提供している。今回の資本業務提携により、両社は、海外の事業者向けにもDXソリューションを提供する。
パナソニックEW社は、インド、トルコ、ベトナムを海外電材の重点国としており、配線器具の市場シェアは、インドで約4割、トルコで約6割、ベトナムで約4割を占める。
アルダグラムは、これら海外の顧客基盤にもKANNAを提供することで、世界中のノンデスクワーカーの生産性向上を目指すとしている。
なお、KANNAは、建設業、不動産業、製造業など、世界中のノンデスクワーク業界における現場の生産性アップを目的とした、プロジェクト管理アプリ。PC、スマートフォン、タブレットで、最新情報や図面をどこからでも確認することができる。
チャット機能も備え、リアルタイムで工事状況をシェアすることが可能。事務作業や移動、コミュニケーションの手間をカンナのように削り、作業の生産性の最大化を図る。
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