Googleの親会社Alphabetの傘下で自動運転技術を手がけるWaymoは、車両に一連のセンサーを搭載し、ドライバーが同乗しなくても街中を走行可能にしている。これらのセンサーはさらに、乗っている人が車からいつ降りれば安全かを把握できるようにすることで、ドアを開けた際の事故を防ぐのにも役立つ。
新機能「Safe Exit」は、Waymoの自動運転車に乗っている人が降りる際に、接近する車、自転車、歩行者がいると警告を発する。車内の前部および後部座席から操作できる2つの画面に、接近しているものについての警告とマップを表示し、音声でも警告することで、通過するのを待ってからドアを開けるべきだと気づかせる。Safe Exitは、LiDAR、レーダー、カメラを組み合わせて車の周囲を常に監視し、接近するものを検知する。
同様の警告技術は、乗員の安全を守ることを目的として非自律型走行車にも搭載されている。例えば、起亜は「Safe Exit Assist」機能を装備しており、同様に車や自転車が接近してくるとドライバーに警告する。ただし、Waymoは自社のセンサーシステムについて、より遠くまで見渡せるため、より素早く警告できるとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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