新しい「Bing」、誰でも利用可能に--オープンプレビューに移行

Eli Blumenthal (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ)2023年05月08日 11時09分

 Microsoftは、OpenAIの人工知能(AI)による検索およびチャットボットを搭載した、新しい「Bing」の提供を拡大する。同社は米国時間5月4日、同サービスを利用するための順番待ちリストを廃止し、オープンプレビューに移行すると発表した。

新しいBingの画面
提供:Stephen Shankland/CNET

 2月に限定プレビューを開始しており、今回、MicrosoftアカウントでBingにログインすれば誰でも利用できるようになったという。ただし、デスクトップ版の「Edge」ブラウザーか、スマートフォンやタブレットのBingアプリまたはEdgeブラウザーが必要となる。

 Microsoftのコンシューマー部門最高マーケティング責任者を務めるYusuf Mehdi氏は、アップデートの前にニューヨークで開かれたイベントで、2月以来Bingユーザーは5億回以上のチャットセッションを行なっており、3月にBingの生成系画像機能が提供されてからは2億枚以上の画像が作成されたと述べた。同氏によると、毎日1億人以上のユーザーがBingを利用しているが、この数字は人々がしている「検索全体と比較すればごくわずかだ」という。

 順番待ちリストは無くなったが、製品自体はまだ「プレビュー」段階だとMehdi氏は指摘し、次のように述べた。「われわれはまだ学びの途中だが、次のステップにいく準備はできている」

新しいBingのチャット
新しいBingでは、チャットセッションからレストラン予約サービス「OpenTable」で予約を取れる
提供:Microsoft

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]