Microsoftは、OpenAIの人工知能(AI)による検索およびチャットボットを搭載した、新しい「Bing」の提供を拡大する。同社は米国時間5月4日、同サービスを利用するための順番待ちリストを廃止し、オープンプレビューに移行すると発表した。
2月に限定プレビューを開始しており、今回、MicrosoftアカウントでBingにログインすれば誰でも利用できるようになったという。ただし、デスクトップ版の「Edge」ブラウザーか、スマートフォンやタブレットのBingアプリまたはEdgeブラウザーが必要となる。
Microsoftのコンシューマー部門最高マーケティング責任者を務めるYusuf Mehdi氏は、アップデートの前にニューヨークで開かれたイベントで、2月以来Bingユーザーは5億回以上のチャットセッションを行なっており、3月にBingの生成系画像機能が提供されてからは2億枚以上の画像が作成されたと述べた。同氏によると、毎日1億人以上のユーザーがBingを利用しているが、この数字は人々がしている「検索全体と比較すればごくわずかだ」という。
順番待ちリストは無くなったが、製品自体はまだ「プレビュー」段階だとMehdi氏は指摘し、次のように述べた。「われわれはまだ学びの途中だが、次のステップにいく準備はできている」
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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