「GPT-4」が無料で使える?--「新しいBing」と「Poe」の賢い使い方

 先週の話はもう過去の話。AI技術の進化は日進月歩で、GPT-4の圧倒的なアウトプットの質の向上をはじめ、私たちが感じる未来への期待感は高まるばかりです。

 GPT-4は、文脈理解や複雑なタスクへの対応力がGPT-3に比べて向上しており、ますます多くのことができるようになっています。

 プロンプトだけでHTMLファイルのコーディングを依頼したところ、そこそこ面倒くさい要求なのに、ちゃんと動いて私自身も驚きました。

 また、GPT-4のデモでは、手書きのスケッチからコーディングを行うことができるなど、これからの進化はまさに「今、試してみる価値あり」といえるでしょう。

 しかし「有料だしなぁ・・・」とまだGPT-4を体験したことがない方も多いのではないでしょうか?

 そこで今回は、実際にGPT-4を使いながら、その魅力と「無料」で体験できる2サービスを使いこなすコツをお伝えしたいと思います。

記事作成の相談をBingにしてみる

 さて、早速GPT-4を使ってみたいので「GPT-4が無料で使える?新しいBingとPoeの賢い使い方」というタイトルの記事を書きたいと、GPT搭載のBingに相談してみます。


 この様に回答が来ました。こういった構成を考えるのはGPTが得意とするところです。

 と、いうことで、BingAIを頼りになる担当編集さんだと思って、素直に従ってみます。

GPT-4とはなにか?

 GPT-4とは、OpenAIが開発した言語モデルでGPT-3の後継にあたります。文章中における単語や文節の意味や文脈を理解し、文章生成や文章要約などの自然言語処理タスクを行う為にこのモデルは使われています。

 一方で、良く耳にする「ChatGPT」とは、「GPT」を搭載した、対話型のAIチャットツールです。2023年3月時点で1億人を超える登録ユーザーの獲得で話題になったものはこちらの「ChatGPT」となります。

 GPT-4は、GPT-3よりも性能が向上しており、より長い文章・文脈を理解し、より自然で長い文章を生成することができるようになっています。

 米国司法試験を受けさせた場合、上位10%に相当する模擬試験の結果を残した事も話題になっていました、GPT-3.5では下位から数えたほうが早かったので、短期間でものすごい進化です。

 GPT-4はテキストだけではなく、画像での入力も受け付ける「マルチモーダルAI」として設計されており、例えば「この画像を参考に、この様な指示に従って生成して」みたいな指示を今後行えるようになることが想定されます。

 これらは当然音声等も想定されているでしょうから、ますます人間に近づいてきていると言えます。各種センサーに対応する日もそんなに遠くはないのかもしれません。

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