Amazonは米国時間4月18日、「Amazonプライムビデオ」に新機能「Dialogue Boost」を追加したと発表した。番組や映画のセリフの音量を、背景の音楽や効果音に対して大きくする機能だ。耳の不自由な人のために設計されているが、セリフが聞き取りにくいと感じたときに、誰もがこれを使用してリスニング体験を調整できる。Dialogue Boostはまず、一部のAmazonオリジナル作品を対象に世界中で提供される。
この機能は番組や映画の音声を分析し、背景音楽や効果音と重なって聞き取りにくい可能性のある箇所を特定することで機能する。会話のパターンを分離し、音声を強化することにより、セリフを明瞭化する。
Dialogue Boostを有効にするには、再生中に音声と字幕のドロップダウンメニューを選択し、「English Dialogue Boost: Medium」か「Dialogue Boost: High」を選択する。作品の説明ページに、この機能が利用可能かどうかが表示される。
同機能は、プライムビデオに対応するすべてのデバイスで利用可能だ。英語でDialogue Boostに対応するAmazonオリジナル作品としては、「マーベラス・ミセス・メイゼル」「ビッグ・シックぼくたちの大いなる目ざめ」「愛すべき夫妻の秘密」などがある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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