Googleは米国時間4月7日、スマートホームの製品およびサービスである「Nest Secure」「Dropcam」「Works with Nest」のサポートを終了すると発表した。
Nest Secureは、「Nest Guard」「Nest Detect」「Nest Tag」で構成される、「Nest」アプリで管理できる警報システムだ。2017年に米国で発売され、そのわずか3年後の2020年10月に販売が終了していた。
2024年4月8日をもってNest Secureのサポートが終了し、アプリによるアクセスはできなくなる。それまではすべての現行機能が利用できるが、Googleはその日よりも前に別のシステムに移行することを推奨している。
Googleは円滑な移行を支援するため、「Google Store」で使える200ドル(約2万6000円)のクーポン、または提携企業ADTの「Self Setup」システムを最大485ドル(約6万4000円)安く購入できる限定特典を、現行ユーザーに提供する。
DropcamはWi-Fi対応のホームセキュリティカメラで、提供期間はNest Secureよりもはるかに長く、Googleが販売開始したのは10年近く前のことだ。初期のハードウェアはアップデートを続けるのが難しくなってきたため、2024年4月8日にサポートを終了することになったという。
Dropcamは同日まで機能するが、その後にカメラは機能を停止し、アプリからアクセスできなくなる。動画履歴を残したければ同日までにダウンロードする必要がある。
Googleは代わりに「Nest Cam」を使うよう推奨している。「Nest Aware」の加入者には、屋内用で有線の新しいNest Camを無料で提供する。それ以外のDropcamユーザーは、これと同じNest Camを50%の割引価格で購入できる。
最後に、Works with Nestは、サードパーティーの製品をNest製品に接続するプログラムで、2023年9月29日にサポートが終了する。その日を過ぎると、接続が機能しなくなり、アクセスできなくなるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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