Googleは米国時間4月5日、「Android」アプリの開発者に対し、ユーザーが自分のアカウントやデータを削除できるようにする手段をアプリ内とオンラインで提供するよう義務付けると発表した。2024年初頭から、「Google Play」ストアのページにデータ削除バッジが表示されるようになるという。
オンラインでの手段を求めるのは、アプリがもう端末にインストールされていなくてもデータを削除できるようにするためだ。ユーザーがデータ削除を要請するためだけにアプリを再インストールしなくて済むように、Googleは開発者らに対し、Google Playにおけるアプリのページにデータ削除要請フォームへのリンクを掲載するよう義務付ける。
同社はこのポリシーの目的について、ユーザーに権限を与え、消費者の信頼を築くことだとしている。
開発者は12月7日までに、データセーフティフォーム内のデータ削除に関する質問に回答する必要がある。対応に時間を要する場合は延長を申請できるが、遅くとも2024年5月31日までにはアプリをポリシーに準拠させなければならない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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