食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」を開発・提供するライフログテクノロジーは3月29日、ハウス食品グループ本社と資本業務提携を締結したと発表した。
同社は、コーポレートミッション「健康寿命を太く、長くする」の実現に向け、カロミルの提供を通じて、ライフログの中で最も構造化が難しい「食事」に関するデータの可視化・構造化に取り組んでいる。
また、カロミル内に蓄積された食のデータをもとに、ユーザーの課題に合わせたソリューションサービスを2022年8月から提供している。
ハウス食品グループ本社は、2021年からスタートした第七次中期計画において、グローバルに「食で健康」を届けることを目指し、「共創による新価値創出」を重要テーマのひとつとしている。
今回、同社はハウス食品グループ本社のCVCファンド「ハウス食品グループイノベーション2号ファンド」から出資を受け、ハウス食品グループ本社の2社間で資本業務提携契約を締結した。
今後、食の分野において幅広い商品ポートフォリオとブランドを支えるマーケティング力に強みを持つハウス食品グループ本社と連携し、「食×健康」の関係性についてのナレッジ蓄積(データの拡充)や食×健康のビッグデータに基づく商品開発、マーケティング手法の探索を推進。新たな価値創出を目指すという。
同社では今後も、カロミルやリアルな食のデータを活用した自社開発のサービスを通して、さまざまな事業会社、研究機関と連携。新たなサービスの創出や健康寿命の延伸を目指すとしている。
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