ライフログテクノロジーは6月9日、健康管理アプリ「カロミル」において、これまで有償提供してきたプレミアム機能の「リアルタイム解析」(月額300円)について、無償開放したと発表した。
カロミルは、精度の高い画像解析機能を特徴としており、一般的な食事メニューほか、大手食品メーカーの商品や大手コンビニエンスストアの商品、大手飲食チェーンのメニューを含めた識別に対応。
食事に加え、体重や血圧、血糖値も写真を撮ることで、簡単に記録が可能。ほかにも、カロリーと18種類の栄養素の記録や計算、3カ月後の体重の推測やアドバイスする独自のAI機能も搭載している。
今回無償提供を開始するリアルタイム解析は、その場で撮影した写真をすぐに画像解析できるほか、スマートフォンのアルバムから任意の画像を選択して画像解析できるのが特徴となる。
また、リアルタイム解析のほか、カロミルに無料で付随している機能としてカメラロール解析機能を搭載している。
カメラロール解析は、72時間以内に携帯端末のカメラロール(アルバム)に保存された写真データに対し、アプリ起動時などに自動で画像解析を行う機能となる。複数枚の写真を一度に解析することも可能。
同社によると、約300人のカロミルユーザーに対して行った、食事記録のタイミングに関するアンケートの結果、約3割のユーザーが喫食前に食事記録を行っていることが判明したという。そこで同社では、「写真を撮ってすぐに画像解析する体験を全ユーザーに届けたい」という思いから、リアルタイム解析機能の無料化を決定した。
なお、プレミアム機能(課金機能)には、目標カロリーに合わせて食事のメニューを提案する「食事提案」(360円)や画面上にメモができるようになる「メモ」(120円)、血圧の記録に対応する「血圧」(240円〜480円)、血糖値の記録に対応する「血糖値」(240円〜480円)などを用意している。
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