NTTコノキューは3月28日、秋葉原駅構内にXR体験施設となる「XR BASE produced by NTT QONOQ」を3月30日にオープンすると発表した。
NTTドコモ、JR東日本、ジェイアール東日本企画(jeki)が3月8日に合意した、XR領域の発展に向けた取り組みの推進の施策の一つとなる。巨大LEDによるバーチャルライブ、さまざまなデバイスで楽しめるメタバースやデジタルツイン、XRデバイスによるMR技術を活用したコンテンツなど、同社が提供するサービスやコンテンツなどを入場無料、事前予約不要で体験できる。
具体的には、コノキューが開発したバーチャルライブおよび、XR汎用映像送出システムとなる「MatrixStream」や、専用デバイスやアプリが不要手軽に遊べるメタバース「XR World」、スマートフォンを利用してARコンテンツが表示できる「XR City」、新たなライフスタイルと出会える体験型メディア空間「360Media」、仮想空間プラットフォーム「DOOR」などを展示する。日本語、英語、中国語の3言語で音楽を発信するバーチャルアーティスト「Tacitly」(リリア、シエル)も活動する。
また、MR技術によって、遠くにいても隣にいるかのような作業支援が行える遠隔作業支援ソリューション「NTT XR Real Support」や、最新MRデバイス「Magic Leap 2」上でボリュメトリックビデオ(実在の人やモノ、その動作などを複数のカメラで撮影し、3Dデータ化すること)の再生を実現する「XRデバイス体験」なども用意する。
なお、施設内の展示内容は順次更新するとしている。
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