Twitterは米国時間3月23日、従来の認証プログラムの段階的廃止を4月1日に開始し、従来の青色チェックマークをアカウントから削除するとツイートした。
この動きに先立ち、同社は23日に、有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」が世界中で利用可能になったことを発表した。Twitter Blueは、米国をはじめとする一部の国で既に提供されていた。
Twitter Blueは、ウェブ経由の場合で7.99ドル(日本では980円)、「iOS」または「Android」アプリ経由の場合で10.99ドル(同1380円)の月額料金で提供されている。これに加入するユーザーは、アカウント名の横に青色チェックマークが付与され、ツイートの編集や高品質動画のアップロードが可能になるほか、返信、メンション、検索での優先表示や、表示広告数の減少など、多数の特典を得られる。企業向けの認証プログラム「Twitter Verified Organizations」は月額1000ドル(日本では13万5000円)、関連アカウントは1アカウントあたり50ドル(同8000円)で提供されている。
2022年10月に現在の最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏に買収される前は、Twitterの認証バッジは無料で、主に有名人、ジャーナリスト、政治家、ブランドなどの著名人のアカウントを対象に付与されていた。無料の認証アカウントから有料のサブスクリプションプログラムへの移行は、同プラットフォームの収益性向上を図るMusk氏の手段の1つだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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