ツイートと呼ばれる短いメッセージで知られるTwitterが、その字数制限を大幅に拡大した。
同社は米国時間2月8日、月額制のサブスクリプションサービス「Twitter Blue」に加入する米国ユーザーは、最大4000文字のツイートを投稿可能になることを明らかにした。
Twitterには現在、280文字という字数制限がある。2006年の創設から2017年まで、上限は140文字だった。
「良いスレッドを愛しているが、すべてを一度にツイートしたい場合もある。それが可能になった」と、公式アカウント@TwitterBlueは長いツイートの中で述べた。
@Twitterアカウントは、「more words」というフレーズを70回以上も繰り返すことによって、今回の変更をうまく表現している。
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— Twitter (@Twitter) February 8, 2023
億万長者のElon Musk氏による2022年10月の同社買収後に一部の広告主らが広告出稿を停止したことを受け、同社は、Twitter Blueへの加入促進を図っている。今回の変更もそのための手段の1つだ。Twitter Blueの月額料金は、Appleの「iOS」アプリ経由の場合で10.99ドル(日本では1380円)、ウェブ経由の場合で7.99ドル(同980円)。The Informationは6日、米国のTwitter Blue加入者数は約18万人と報じており、サブスクリプション料金による増収を狙う同社が、苦戦している様子がうかがえる。
Twitterユーザーのタイムラインに表示されるツイートは、280文字までに制限されるが、「Show More」をタップすると、それ以降の長いツイートを読める。ユーザーは4000文字のツイートに対して、リプライ、引用、リツイートも可能だ。
同社の共同創設者で元最高経営責任者(CEO)であるJack Dorsey氏は2017年に、Twitterの140文字という当初の字数制限は「恣意的」なもので、ショートメッセージサービス(SMS)の文字数の上限に基づいていると述べていた。Twitterユーザーはかなり前から、スクリーンショットの投稿やメッセージのスレッド化などによってこの字数制限に対処する方法を見出している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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