サムスンは、手頃な価格のスマートフォンの市場でGoogleに対抗する製品となる、449.99ドル(約6万円)の「Galaxy A54 5G」を発表した。米国では3月30日から予約注文を受け付け、4月6日に発売する。ミッドレンジスマートフォン市場でシェア拡大を狙うサムスンの最新の一手だ。
Galaxy A54 5Gは、2022年の「Galaxy A53 5G」と多くの点で共通している。いずれもバッテリー容量は「Galaxy S23 Ultra」と同じ5000mAh、ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートを備え、128GBのストレージは最大1TBまで拡張可能だ。画面サイズもほぼ同じだが、Galaxy A54 5Gは6.4インチと、Galaxy A53 5Gの6.5インチよりわずかに小さい。
前モデルからの最大の変更点は、カメラ周りだ。メインカメラは、Galaxy A53 5Gの6400万画素に対してGalaxy A54 5Gは5000万画素だが、いずれも1200万画素の超広角カメラと500万画素のマクロカメラを備える。Galaxy A53 5Gにあった背面の深度カメラは、Galaxy A54 5Gにはない。サムスンはGalaxy A54 5Gの夜間撮影機能も強調している。Galaxy A54 5Gのセンサーは、Galaxy A53 5Gよりもピクセルサイズが大きいという。前面カメラは同じ3200万画素だ。
Galaxy A54 5Gは「Exynos 1380」プロセッサーを搭載している。これはGalaxy A53 5Gに搭載されていた「Exynos 1280」の後継とされている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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