Metaが「Facebook」アプリ内で「Messenger」のメッセージを閲覧できるようにするべく取り組んでいることが、Facebook責任者Tom Alison氏のブログ投稿から明らかになった。Facebookのデイリーアクティブユーザー数(DAU)は20億人で、同サービスのチームはオンラインでの対話方法の強化に取り組んでいるという。
現在、「Facebookアプリ内でMessengerの受信箱にアクセスする機能をテストしている」という。Facebookは、間もなくこのテストを拡大する計画だ。
Messengerは2011年に「iOS」「Android」版の単体アプリがリリースされた。2013年には音声通話に対応し、2014年にはFacebookアプリからMessengerが削除された。その後、個人間送金(P2P決済)や位置情報のリアルタイム共有といった機能がMessengerに追加されていった。
そのほかにもこの10年あまりの間に、暗号化されたチャットやカスタム絵文字、ビデオチャットなど、さまざまな機能が搭載されてきた。Metaは、Messengerと「WhatsApp」「Instagram」間の統合やマルチアプリコミュニケーションの強化にも取り組んでいる。MessengerとInstagramのユーザーはすでに、FacebookとInstagramをまたいでお互いにやり取りできる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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