Meta Platformsは今後数週間以内に、「Messenger」で新しいエンドツーエンド暗号化機能のテストを開始する。同社が米国時間8月11日にブログで明らかにした。テストの対象となるユーザーは、デフォルトでメッセージがエンドツーエンドで暗号化され、メッセージのバックアップを暗号化された形で保存できるようになる。
テストのタイミングは、先ごろ公表され注目されている、ネブラスカ州での中絶をめぐる訴訟とは無関係だ、とMetaの広報担当者はメールで述べている。この件で、Metaは捜査令状に従い、違法な中絶をした罪に問われている17歳の少女のメッセージを警察に提出した。
メッセージやバックアップがエンドツーエンドで暗号化されていれば、Metaが捜査令状に従う事態は防げた可能性がある。
安全性の高い保存に関するテストは12日までに開始されるが、テストは「Android」と「iOS」デバイスのみで実施される。デスクトップPCなど、Messengerにアクセスする他の手段はテストの対象外だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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