Facebookは「Messenger」に新たな機能を追加し続けている。Facebookは米国時間8月25日、Messenger誕生10周年を記念して複数の新機能を追加したと発表した。
特定の行動をとる可能性が高い友達は誰かとチャット内で尋ねる投票ゲームや、Facebookの連絡先をチャット内で共有する機能、絵文字を呼び出す単語を設定する機能などが追加されている。米国では、誕生日祝いに現金を送る機能も追加された。また、「Soundmoji」、新しいスタンプ、友達に現金をプレゼントする場合にポップアップする仮想的な風船のようなエフェクトなど、誕生日を祝うためのその他の機能も追加されている。
一方、FacebookはMessenger、InstagramおよびWhatsAppのメッセージング機能を統合する計画を進めているが、その取り組みの完了はまだかなり遠い。
Messengerのユーザーは既に、新たにアプリをダウンロードしなくてもInstagramのダイレクトメッセージが利用でき、その逆も可能だ。同社はMessengerと、暗号化されたメッセージングアプリであるWhatsAppとの間でも、アプリをまたいでコミュニケーションできるようにしたいと考えている。しかしそれを可能にするには、Messenger上のメッセージをデフォルトで暗号化して、会話の参加者だけが内容を表示できるようにする必要がある。
「解決しなければならない問題が多いため、これが長い道のりであることは、常に明言していた」と、Messengerを統括するStan Chudnovsky氏は米国時間8月24日、報道陣とのビデオチャットで述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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