Zホールディングス(ZHD)のグループ企業であるLINE、ヤフー、PayPayは3月1日、マイレージ型の販促サービス「LYP マイレージ」の提供を開始すると発表した。
商品ごとに設定された条件の購入金額を対象店舗で達成すると、「PayPayポイント」などの特典を進呈する。
LYPマイレージでは、対象店舗で対象商品を購入すると自動的に、購入金額に応じた特典を受けられる。
参加のためのエントリーや登録などは不要で、「PayPay」のミニアプリや、ブラウザー版やアプリの「Yahoo! JAPAN」で利用できる。LYPマイレージのサービス画面では、自身の購入金額状況や条件達成、特典の付与などの情報を確認可能だ。
サービス開始時は、アサヒ飲料、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、花王、P&Gジャパンの4社が参加する。対象店舗は、ウエルシアホールディングス、オーケー、サンドラッグ、スギホールディングス、ツルハホールディングスの各社が展開する店舗となる。参加企業や対象店舗は、今後拡大していく予定。
なお、ユーザーが同一の対象商品をオフラインである対象店舗とオンラインである「Yahoo!ショッピング」の双方で購入した場合、購入金額を合算できる。ただし、合算は「Yahoo! JAPAN ID」と「PayPay ID」の購買データを連携するため、注意事項への同意が必要となる。
今後の展開として、企業によるユーザーへの直接的な販促を可能にすべく、各参加企業の「LINE公式アカウント」と連携する予定。ユーザーはLINE公式アカウントから、自分の購買履歴に基づいた情報が届くため、さらにお得で便利な買い物体験ができるようになるという。
なお、ZHDグループで将来予定しているID・データ連携(仮称)とは独立した形で開始するが、連携は検討していくとしている。
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