カルチュア・コンビニエンス・クラブと中部電力ミライズは2月9日、「でんきで絆をはぐくむ」まちづくりを目指した包括的連携協定を結んだと発表した。3月にオープンするコミュニティ施設「Karuizawa Commongrounds(軽井沢コモングラウンズ)」内の書店やカフェなどの店舗、近隣の居住エリアに太陽光発電設備を導入する。
Karuizawa Commongroundsは、3月1日に中軽井沢にオープンするコミュニティ施設。所在地である軽井沢町は、持続可能な社会の構築に向けて協働し、環境の保全と創造を推進する「軽井沢町環境基本条例」を制定しており、両社は、エネルギーの地産地消と最適化を目指した社会連携型サービスを通じたまちづくりにより、地域のSDGsの目標達成とカーボンニュートラル社会の実現に貢献していく方針だ。
コミュニティ内のエネルギーマネジメントによるエネルギー利用を最適化するほか、蓄電池にもなるEVを災害時の給電とシェアカーとしても活用するとのこと。太陽光発電、EVを活用した再生可能エネルギーのシェアリングコミュニティを構築していく。
太陽光発電由来の再生可能エネルギーやEVをKaruizawa Commongroundsや近隣の居住エリアを含めたコミュニティ内で共同利用することで、再生可能エネルギーの有効活用や防災拠点としてのコミュニティの実現に取り組む。
両社では、地域コミュニティのハブとなるKaruizawa Commongroundsを中心とした、地域住民との連携による再生可能エネルギーの地産地消の取り組みは、でんきで絆をはぐくむまちづくりの先進的な事例として、他の地域にも知見を活用していく。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」